院長・学長挨拶
「わたし(イエス)の名のためにこのような子どもの一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである」
(マルコによる福音書9章37節、日本聖書協会口語訳)
幼児教育を学ぶことは、人間を学ぶことであり、自分自身を学ぶことです。 2024年に聖和短期大学から改名した関西学院短期大学は、日本の幼児教育の先駆的な働きをし、140年以上日本の幼児教育を牽引してきました。関西学院短期大学は、その歴史と伝統を礎として、幼児教育の知識やノウハウを学ぶだけではなく、キリスト教に基づいた人間理解・自己理解を学ぶことを重視しています。それは、いったい自分は何者なのかということを学ぶことによって、子どもたち一人ひとりをより深く理解し、個別化した保育や教育の実践をもたらし、子どもたちの成長と発達をより良く支援することができるからです。その自己理解も子ども理解も、他者との比較や数値で表される能力によって得るものではなく、神の愛という絶対的な肯定を土台としています。
関西学院短期大学で、真理を探求し、自分を愛し人を愛する心を養い、奉仕と実践のスキルを身につけ、関西学院のスクールモットーである“Mastery for Service”を体現する世界市民として成長してくだることを願っています。
「子どものもつ素晴らしい可能性を引き出す力」「質の高い保育を提供する力」の養成をめざします。
本学は、日本における保育者養成の先駆者として、146年にわたって保育者を養成し、社会に送り出してきました。146年の歴史の中で、大阪から現在の西宮・岡田山へのキャンパスの移転や関西学院との合併、名称の変更もありましたが、様々な変革にあっても、本学のキリスト教主義による保育者養成は変わることなく受け継がれてきました。そして、本学は2024年4月から「関西学院短期大学」に名称を変更し、共学とすることになりました。これからも、質の高い保育者養成はもちろんのこと、少子化等、子どもを取り巻く様々な課題を解決するため、地域や自治体などと連携し、子どもが心豊かに生きていけるよう、本学の使命を全うしていきます。
自然豊かな聖和キャンパスには毎日のように関西学院幼稚園や聖和乳幼児保育センター、ぽぷら保育園の子どもたちが遊びにきていて、子どもの姿を間近に感じながら、また側にいる保育者の子どもへのかかわりも見ながら学ぶことができます。また、「おもちゃとえほんのへや」や「アートラボ」などの施設も充実し、教員のほとんどが保育関係の現場経験者であり、まさに保育を学ぶ上で最適な環境です。
乳幼児期は人が社会の中で生きていく上で必要なことの基礎を身につける大切な時期であり、愛情深くかかわることが重要です。保育の仕事に携わることは、責任は大きいですが、とてもやりがいのある仕事です。一人ひとりの子どもをかけがえのない大切な存在として、深い愛と共感をもって育んでいくことのできる保育者をめざしていきましょう。
「風に思う」院長室からのメッセージ(動画)
関西学院の根幹であるキリスト教の精神を、聖書の言葉から分かりやすくお伝えします。