K.G.

5月 「ムクロジの木」

2024.05.21 [Teacher’s Voice]

木々が青々としてきましたね。
今回の教員による投稿「Teachres’ Voice」の担当は持田先生です。
キャンパスに植えられている植物の活用方法について紹介していただきます。

皆さんはムクロジという植物をご存知ですか?ムクロジは、その実を使っていろいろな遊びを楽しめる、とてもおもしろい植物です。
兵庫県では絶滅危惧種Cランクに設定されているそうですが、この聖和キャンパスの大学内に、私が知っている限り1か所だけ、ムクロジが生えています。
その場所は、6号館と神戸女学院のテニスコートの間です。(キャンパス図赤い丸印のあたり)

ムクロジは落葉樹で、秋になると葉が黄色くなって実が熟します。今の時期は写真のようにみずみずしい新緑ですが、良く見ると昨年の実をまだつけている枝もありました。

ムクロジの実でどんな遊びができるのかご紹介します。
まず実の皮をむくと、その中に黒くてとても固い種が入っています。
この丸い種は、お正月に遊ぶ羽根つきの羽の玉に使われているそうですが、その他にもビー玉のように転がして遊んだり、瓶や缶に入れてマラカスのように音を楽しんだりもできます。

また、ペットボトルにムクロジの実と水を入れてよく振ると、あら不思議、泡が立ちます。
ムクロジの実の皮には、サポニンという水に溶かすと泡立つ成分が含まれているからです。
洗面器に多めに実を入れて、勢いよくホースで水をかけるとクリーミーな泡ができました。

ムクロジは、保育の場でも子どもたちの好奇心を刺激する植物です。ご紹介した場所には、まだ昨年の実がたくさん地面に落ちているので、是非探して遊んでみてください。

(持田 葉子)