K.G.

10月 「実習のスタートライン」

2022.10.19 [Teacher’s Voice]

急に秋を飛び越え、冬が顔を見せ始めたような気候が続いていますね。
今回の「Teachers’ Voice」をご担当くださるのは森先生です。
1年生にとって初めての実習であり、聖和独自のプログラム「教育保育参観実習」についてお話いただきます。

秋学期になり、1年生の教育保育参観実習の授業が始まりました。
この授業は、実習科目の最初の段階として位置づけられています。
火曜日の午前中に、関西学院幼稚園と聖和乳幼児保育センターで参観実習を行い、午後は大学に戻り、少人数のクラスに分かれて実習の学びを整理します。
例えば1年生のある学生は、関西学院幼稚園の3歳児クラスと5歳児クラス、聖和乳幼児保育センターの4歳児クラスと2歳児クラスに入らせていただき、保育の実際を観察します。
0歳児や1歳児クラスで実習をする学生もいます。さまざまな年齢児の保育を観察することで、子どもの発達や、年齢に応じた保育者の援助のあり方を学んでいくことができます。
そして、午後の授業では、観察した保育場面を思い起こし、子どもの内面(思い)や保育者の意図(願い)を考察しながら、実習記録の作成につなげていきます。
実習のスタートラインにたった1年生からは、「保育を観察することで講義では学べないことを学びたい」「1回1回の参観実習を大切にして、自分の糧になる実習にしたい」「保育者を目指す者として自覚を持てるよう準備したい」といった抱負がみられました。
火曜日は、科目担当教員(9名)も朝早くから出勤し、学生の実習をサポートします。
午後の授業では、一つひとつの保育場面から繰り出される保育の意味を考察できるよう、学生を導きます。
多くの子どもや保育者と出会い、心を動かしながら学ぶ経験は、実感を伴った保育の理解へとつながっていきます。
貴重な学びの場を与えてくださる関西学院幼稚園、聖和乳幼児保育センターの子どもたちと先生方に感謝し、今学期も学生とともに学んでいきたいと思っています。

(森 知子)