K.G.

2月 子どもの健康と安全

2022.02.20 [Teacher’s Voice]

まだまだ厳しい寒さが続いていますね.
今回の「Teachers’ Voice」をご担当くださるのは森先生です。
赤ちゃん人形を使った授業についてお話いただきます。

「子どもの健康と安全」の授業では、赤ちゃんのモデル人形を使って様々な実践をします。
本学では、1年生の春学期にこの授業がありますので、
「入学してすぐに『保育の専門家をめざす』意識をもつことができた」という学生の声をよく聞きます。
授業で用いる人形は、生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)です。
抱っこ、おむつ交換、衣服の着脱・・・、ひと通りの技術を身につけたあと、お風呂に入れる実習(沐浴)をします。

授業で赤ちゃん人形とかかわるとき、いつも2つのお願いをしています。
ひとつめは、「おうちの方にとって、赤ちゃんは宝物。授業でもホンモノの赤ちゃんと思って、宝物のように大切にかかわってください」ということ。
もうひとつは、「赤ちゃんに名前をつけてください」ということです。
名前を呼びかけながら赤ちゃん人形とかかわることで、「わたしとあなた」の一対一の関係性がうまれ、愛着が芽生えてきます。
お風呂に入れるときは、「腕が痛い」「腰が痛い」と言いながら学生たちは一生懸命…。
赤ちゃんは、お風呂から上がり衣服を着たあと、湯冷ましを飲ませてもらいます。
「かわいい…」「気持ちよかったね」と優しい表情で話しかける学生たち。
赤ちゃん人形を初めて抱っこしたとき、「首がぐらぐらして怖い」「想像していたより重い」など、いろいろな感想が聞こえてきますが、命の重みを腕の中に感じながら、様々な体験をすることで、「自分もこんなに大変な思いをして育てられたのだ」と実感する学生が多くいます。
保育を学ぶものにとって、「誰かに愛され見守られながら育ってきた」という気付きは大切な原点であると思います。
新年度の授業開始まで、あと1か月余り…。
聖和短期大学に入学予定の皆さん、授業でご一緒に学べることを楽しみにしています。
赤ちゃんの名前、考えておいてくださいね!
(森 知子)