K.G.

9月 聖和の森

2021.09.01 [Teacher’s Voice]

今回の「Teachers’ Voice」の担当は
「子どもと言葉」などの授業をご担当されている大北先生に本学キャンパスの魅力についてお話いただきます。
それではどうぞ!

私は聖和キャンパスが大好きです。母校であることは理由の一つですが、
キャンパス全体が豊かな自然と調和するように佇んでおり、四季折々の変化が本当に美しいのです。
中でも「聖和の森」は多くの樹木に囲まれ、木漏れ日に抱かれてほっとできる場所です。
若葉が芽吹き青々とした葉が広がり始める春、蝉しぐれの夏、赤や橙に葉が色づく秋。
一面の落ち葉のじゅうたんも素敵なのですよ。冬はあまり色もなく静かな印象を受けますが、
よくよく見ると樹木に冬芽がついており、春へとつながる命が育まれていることを感じます。
私の朝はこの「聖和の森」にエネルギーをもらうところから始まります。
3階の研究室の窓を開け、森を見ながら空気を吸い込み、一日がスタート!です。
さて、この自然環境豊かな聖和キャンパスにおいて、密かに楽しみにしているものがあります。
それは「聖和の森」の隣りにそっと植わっているヒイラギです。12月に赤く色づくヒイラギの実ですが、
今は一体どうなっているのでしょうか。それは写真の通りです。

マスカットならちょうど食べ頃の色ですよね。私は寒さは得意ではありませんが、
実の色づきを思うと秋から冬へと向かう季節も楽しみになります。
「待つ」というのは思いを膨らませる大事な時間だと、私は保育現場で子どもたちと過ごしていて感じました。
思い通りに変化させられることも面白さがありますが、決して人間の手では変えられないものもあります。
自然の営みに目を向けてじっくり待つと、小さな変化にも目が向き、喜びも生まれます。
毎日毎日、このキャンパスを美しく整えてくださる方々がおられます。
整えられた環境の中だからこそ、一つひとつの命が輝けるのではないかとも感じます。
保育も同じだな・・・と思うのです。感謝とともに今日もこのキャンパスで過ごします。
(大北理津子)