K.G.

10月 うるわしの白百合

2020.10.25 [ニュース]

【NHK連続テレビ小説「エール」で歌われた讃美歌】

NHK連続テレビ小説「エール」の第18週「戦場の歌」は、いつもの明るいタイトルバックも主題歌も流れない重く、暗い1週間でした。
(NHKでは大反響を受け、25日深夜にこの週の5回を再放送。)
その中で、終戦を迎え、薬師丸ひろ子(クリスチャンの関内光子役)が焼け跡で歌った讃美歌「うるわしの白百合」に、多くの人が心を打たれたと思います。

うるわしの白百合  ささやきぬ昔を
イエスきみの墓より  いでましし昔を
うるわしの白百合   ささやきぬ昔を
百合の花、ゆりの花  ささやきぬ昔を
 『讃美歌』496(19世紀のアメリカの讃美歌を訳したもの)

白百合は、イエスの復活のシンボルで、イースターリリーと言われる真っ白な鉄砲百合(テッポウユリ)のこと、すべてが終わったかに見える暗闇に、さしこむ希望をあらわしています。

写真のように、聖和短大では、毎年のイースター礼拝を、イースターエッグとこの白百合で祝ってきました。
今年はコロナの影響でそれがかないませんでしたが、秋学期、学生たちがキャンパスに戻り、讃美歌が流れ、礼拝が静かに行われ始めています。自由に歌うことのできない日々、笑顔で出会えなかった重苦しい日々から、キャンパスにも少しずつ、新しい希望がやってきています。

(聖和短期大学宗教主事)