K.G.

10月 新しい時代の幼児教育・保育を

2020.10.22 [Teacher’s Voice]

【学長のつぶやき】

幼稚園、保育所等の保育内容を示した「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」が2017年に改定しました。
今回は特に、2030年頃の社会のあり方を見据えて、その時代に生きる子どもの将来を見通した姿を考えたものでした。

子どもの未来に関する予想

  • 「子どもたちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く」
         キャッシーデビットソン氏(ニューヨク市立大学大学院センター)
  • 「今後10〜20年程度で、約47%の仕事は自動化される可能性が高い」
         マイケル・A・オズボン氏(オックスフォード大学准教授)

将来も必要とされる幼児教育・保育
職業の未来予測に関して株式会社野村総合研究所が、人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業と低い100種の職業を予測しています。
人工知能やロボット等による代替可能性が低い職業の中に「幼稚園教員」「保育士」は入っています。

今後の幼児教育・保育に求められるもの
保育者は、歌を歌ったり、ピアノを弾いたり、制作ができたり、体操をするといったイメージがあるとおもいます。本当にそれだけでいいのでしょうか。
子どもの将来を見据えた教育をするために、本学ではカリキュラム改定をいち早く文部科学省に届け出を行い、2018年度入学生より実施しています。
幼児教育・保育の役割は、「子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う」(保育所保育指針)ことです。「現在」の価値観は「未来」に通用しません。子どもの「望ましい未来をつくり出す」こと、すなわち、目先の効果を期待して行うのではなく、長期的な視野のもと「生涯にわたる人間形成の基礎をつくること」が必要です。「どのような子どもに育てたいか」この視点を持つ「質」が重要なんです。

「聖和」は、常に保育の先端を走り続ける「聖和」でなければならないと思っています。