K.G.

6月 From Seiwa Chapel「無茶ぶりではなくエールとして」

2020.06.25 [ニュース]

人生には「まさか!」の坂があると言いますが、今も、思いがけない困難や別離に直面している人たちがいると思います。

また、なんで自分ばかり大変な目に遭うんだろう…逃れたい、避けたいと思っている人もいるでしょう。わたしもしょっちゅうそう思います。

旧約聖書の士師記に登場するギデオンのお話は、彼が隠れているところから始まります。

ミディアン人という大敵が、イスラエルに攻め込んでは、農作物も家畜も根こそぎ奪い取っていくので、ギデオンは、大きな樽のなかでこっそり農作業をしていました。

そこへ神さまの使いがやってきて、呼びかけます。「勇者よ!」「え…?」

しかも、次には神さまが直接ギデオンに言ってきます。「あなたは、ミディアン人からイスラエルを救うことができる!」「は…?」

自分の弱さ、小ささを訴えるギデオンに、神さまはまっすぐに語ります。「あなたのその力をもって行きなさい」「わたしがあなたと共にいる」

自分なんか駄目だ、無理だと思う、今のあなたのままで、等身大のあなたのその力で歩け、わたしが共にいてあなたを行かせると。

なんだか、不思議に勇気づけられる言葉です。出来ないことを数えないで、今のわたしを受け容れてみよう―与えられている「あなたのその力」が、注がれている恵みが、少しずつ見えてくるような気がします。