K.G.

6月 From Seiwa Chapel「命を選ぶ、愛を選ぶ」

2020.06.11 [ニュース]

全米から世界各地へ、警官による黒人男性の死への抗議が広がっています。

身近なところで、家族をボーガンの矢によって死に追いやった青年がいます。

インドでは、貧困家庭の14歳の少女がオンライン授業を受けられないことを悲観して、自らの命を絶ったといいます。

旧約聖書に書かれた古代エジプトのお話。

強大な権力をもったファラオ(エジプト王)から、赤ちゃんが男の子だったらその場で殺せと命じられた二人の助産婦さんがいました。

シフラとプアです。二人は、命が生み出されることを助ける仕事だったのに、命を奪うことを強要されたのです。命令に背けば、自分の命が危険でした。

けれども、彼女たちは「神を畏れていたので、男の子も生かしておいた」(出エジプト記1:17)。そして、したたかにしなやかに、ファラオの脅威をユーモアたっぷりの智恵で切りぬけます。

私たちの人生は、選択の連続です。

朝目覚めて「起きる」か「起きない」か、から始まって、究極的には今日も「生きる」かそれとも「死ぬ」か、この相手を「生かす」か「殺す」かを、目の前に置かれています。

そして神は、命のほうを選んでほしいと言われます。自分自身を、周りの人たちを、そして神を、憎むより愛することを、殺すより生かすことを、そして、自ら生き生きと生きることを、わたしたちは選べるのです。