4月 From Seiwa Chapel「たった一人の夜」
2020.04.27
[ニュース]
夜、それも疲れ切っているのに眠れなかったりすると、家の中には誰かがいても、自分が「たった一人」でここにいる、
とても小さな存在だと感じることがあります。
心配や後悔、出来そうにないことなど、マイナス思考が押し寄せ、無力感でいっぱいになってしまいます。
そんなときわたしは、羊を数えたり、呼吸に意識を集中して、なんとか眠ろうとするのですが、羊より不安の方が増えだして、ますます眠れなくなります。
あんまりな時は、あきらめて起き出し、夜空を眺めたり、お水を飲んだり…。でも、何をしても駄目なときはあるものです。
苦しい想いがぐるぐると自分の中だけで回ってしまうと、どうすることもできません。
そんなときの最後の手段は、深夜にとても迷惑ですが、「誰かに気持ちを聞いて(読んで)もらう」か「誰かの声を聞く」こと。
上の聖書のことばは、ヤコブという若者が、ひとりぼっちの旅の途中、夜になって仕方なく道端で石を枕に(できる⁇)眠っていたとき、夢で聞いた神さまの語りかけです。
実はヤコブ、大事件を起こして兄から命を狙わることになり、家から逃げだしてきたというワケありの状態でした。
そんなダメダメな野宿の夜に、夢の中で神さまはヤコブの傍らに立って、「わたしは共にいる」と言ってくださったのです。
人は皆、つきつめれば「たった一人」。
けれども、そんな夜にも一緒にいてくれる誰かの存在を感じて、わたしたちは「たった一人でも大丈夫」だと思うことができるのです。