K.G.

子どもたちの「できた!」に立ち会える瞬間が最大の幸せ

2026年10月23日(金)

[卒業生] 2025年3月卒業 認定こども園勤務
経塚 友乃さん
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選択肢があったからこそ迷いなく決められた

子どもと関わることが好きで、将来は教育に関連する仕事がしたい。高校時代、そう考えながらも「この仕事に就きたい」とまでは決め切れずにいました。
そんな中で知ったのが関西学院短期大学です。保育士資格と幼稚園教諭二種免許状を2年間で取得でき、さまざまな資格へ挑戦できる環境。そして小学校教諭を目指したくなった場合には関西学院大学への編入学制度もあることなど、将来の選択肢を広げながら学べる点に大きな魅力を感じました。
迷いながら入学した私ですが、実際に授業や実習で子どもたちと触れ合う中で、乳幼児教育の楽しさを実感。次第に「保育者になりたい」という思いが強くなっていきました。現在、就職して2年目。昨年度は2歳児、今年度は希望していた0歳児の担任として、子どもたちの成長を間近に感じるやりがいのある毎日を過ごしています。

目標に向け、一歩ずつ着実に努力を重ねた2年間

学生時代は、在学中に取得できる資格を全て取ることを目標に過ごしました。でも勉強ばかりでは寂しいので、授業や実習、資格の勉強に取り組むかたわらアルバイトやプライベートの時間も大切に。限られた時間をどう活用するか頭を使う毎日でしたが、先生との距離が近く、何でも気軽に相談できる環境が心強い支えになりました。空き時間にはピアノの個室練習室を使い、おもちゃとえほんのへや(学内にある保育者・初等教育者養成を支援する学習施設)では多種多様な教材に触れるなど、学内の施設をフル活用して学びを深められたことも良かったです。
その結果全ての資格取得を果たし、成績優秀者上位10%に選ばれたことも。クラスメイトと励まし合い、それぞれの夢に向かって挑戦した日々は、積極性や計画性だけでなく、最後まで努力する姿勢も育ててくれました。
在学中の出来事で強く心に残っているのは、幼稚園実習での経験です。5歳児クラスのみんなに興味を持ってもらえるよう、自作のスケッチブックシアターを準備。ページを1枚ずつめくっておはなし形式で自己紹介をしました。すると「先生は〇〇が好きなの?」と話しかけてくれる子がいて、自分なりの工夫が子どもたちとの関わりを生み出すきっかけになったことがとても嬉しかったです。

「日々の小さな変化」にいち早く気付ける保育者でありたい

仕事での喜びは、子どもたちの「できた!」という瞬間に立ち会えること。現在担当している0歳児は、月齢や発達によってできることが大きく異なります。だからこそ一人ひとりの「やってみたい」の気持ちを大切に、まずは見守り、必要なときにはそっと手を差し伸べる。そんな関わりを心がけています。また、自分の言葉で一日の出来事を伝えられない子どもたちに代わって、その日の様子や小さな変化を保護者の方へ丁寧に伝えることも大切な仕事です。これらを実践する上では、関学短大で学んだ手遊びや教材づくり、実習でのレポート作成などさまざまな経験が生きています。
働き始めたからこそ、より具体的になってきた「こんな保育者になりたい」という姿。それは子どもの小さな変化に気づき、一人ひとりの気持ちに寄り添える保育者です。これからも先輩方から多くを学びながら、そして子どもたちと一緒に毎日を楽しみながら、私自身も成長していきたいです。

My best Wonder

遊びから広がる自由な世界で、子どもならではの感性を知る

2歳児クラスでの「見立て遊び」で、子どもたちの想像力に驚かされることがありました。食べ物のおもちゃを別の野菜や果物に見立てたり、野菜のおもちゃだけで“フルーツパフェ”をつくったり。大人から見ると「それは違う」と思うことでも、子どもたちは自由に楽しみます。そこで子どもの発想を大人の正解に合わせるのではなく、「どうしてそう考えたのかな」とその世界に入ってみる。そんな姿勢が、子どもたちの感性をより深く知ることにつながるのだと学びました。