K.G.

子どもと真摯に向き合い、安心を届ける保育者へ

2026年10月23日(金)

[在学生] 2年 兵庫県立西宮今津高等学校
内田 結那さん
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弟のお世話から始まった子どもとの関わりが、保育士を目指す原点に

幼少期から弟の面倒を見ていたこともあり、子どもと接するのが好きでした。次第に将来は子どもと関わる仕事に就きたいと考えるように。保育士を目指す強い原動力となったのは、高校の授業で経験した模擬保育です。近隣の保育園で、グループで考えた手遊びを披露した際、子どもたちが満面の笑顔で喜んでくれたことに大きなやりがいを感じました。
関西学院短期大学を志望したのは、複数の資格を取得できることに加え、キャンパスのすぐ隣に幼稚園や保育所があり、日常的に子どもたちを身近に感じられる環境に惹かれたからです。実際に入学後は、幼稚園の夏祭りのボランティアなど、子どもたちと直接触れ合う機会が豊富にあり、この大学を選んで本当によかったと実感しています。

製作への苦手意識を乗り越え、得られた保育者としての気づき

これまで受けた授業の中で特に印象深いのは、デカルコマニーやスクラッチといった多様な製作技法を体験できる保育内容「表現A」です。この授業では、大学構内の歩道にチョークで絵を描いたり、紙粘土を使ってグループでお店を作ったりと、実践的な製作活動に取り組むことができます。私の班は喫茶店をテーマにして、食べ物やテーブル、看板に至るまでこだわって作成。仲間とアイデアを出し合いながら一つの作品を作り上げるプロセスには、一人での作業にはない達成感がありました。
実は私自身、もともと絵を描くことが苦手で、製作活動自体もあまり好きではありませんでした。しかし、授業を通して「絵は不得意でも、切ったり貼ったりする作業は好き」という新たな自分の一面を発見。まずは保育者自身が心から楽しむ。その実体験があってこそ、子どもたちが夢中になれる遊びを提案できるのだと気づけたことは、大きな学びになりました。

心から安心できる居場所をつくる保育者になりたい

卒業後は、保育所で保育教諭として勤務する予定です。人間形成の土台となる乳幼児期から就学前まで、幅広い年齢の子どもたちと長いスパンで深く関われる点に大きな魅力を感じています。園は、子どもたちにとって1日の大半の時間を過ごす場所。だからこそ、第二の家庭のように、心から安心できる環境をつくりたいと考えています。子どもたちが話しかけてくれた時にきちんと丁寧に応答するなど、日々の何気ないやりとりを大切にしていきたいです。
残り半年の学生生活での課題は、苦手なピアノの練習に励んで弾ける曲を増やすこと。そして保育現場でのアルバイトを通じて、先生方の子どもへの接し方やふるまいをしっかりと吸収し、自信を持って現場に立てるよう努力したいと思います。

My best Wonder

行動の奥にある、子どもの「本当の思い」に寄り添う

実習中、私がほかの子どもと関わっていると、押してきたり、遊びをぐちゃぐちゃにしたりする子がいました。初めは意地悪をされているのかなと感じたものの、振り返りの時間に先生に相談したことで考えが一変。邪魔をしたいわけではなく「一緒に遊びたい」「自分を見てほしい」という気持ちの表れだと知ったのです。この経験を通して、目に見える行動だけで判断せず、その背景にある気持ちを考えることの大切さを学びました。これからも子どもの様子をよく観察し、一人ひとりの思いを理解しながら関わっていきたいです。