今週のSEIWA(2023)

2024.03.14

●「私の好きな場所」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2024.3.14)

2023年度も最後の月となる3月になりました。卒業式も間近となってきました。
今月のTeachers’ Voice担当は波田埜先生です。
本学を訪れる人の多くが利用する場所について紹介してくださいます。

「私の好きな場所」

私の好きな場所は「西宮聖和キャンパス南門」です。
西宮聖和キャンパス南門は多くの学生や教職員が通学で通るところです。
阪急電車「門戸厄神駅」で下車して、信号を渡り、住宅街をくねくねと歩けば、坂道にさしかかります。この坂道を学生たちは聖和坂と呼んでいます。
そして、勾配のきつい聖和坂を上りきると最初に見えてくるところです。
この西宮聖和キャンパス南門が見えてくると、やっと着いたという安堵感が最初に来ますが、しかし、すぐに西宮聖和キャンパスの四季折々の自然豊かな風景が目に入ってくるところが好きです。
また。写真にも掲載しましたが、新入生が入学式に期待と不安が入り混じりながら通るところでもあり、2年間の間の学びを終えて卒業生がとおるところでもあります。
聖和短期大学に入学してきた学生たちは、2年間で短くもあり長くもある充実した学生生活を過ごし、多くの思い出を胸に抱いて旅立ちます。
そして、この場所が学生たちを見送ってくれる場所でもあると思っています。 2023年度は3月16日が卒業式で、学生たちが西宮聖和キャンパスから旅立ちます。
卒業した後も西宮聖和キャンパスに遊びに来てくださいね。その時は、歓迎して卒業生を迎えたいと思っています。
(波田埜 英治)

●「お勧めしたい素敵!スポット」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2024.2.15)

2024年に入って1ヶ月が過ぎました。大学の学年暦では、2023年度も残りわずかとなりました。
今月のTeachers’ Voice担当は山内先生です。
言わずと知れた聖和を代表するスポットのさらに素敵な部分について紹介してくださいます。

「お勧めしたい素敵!スポット」
定期試験が終わり、締めくくりの時期を迎えました。「え?今年度、もう終わり?」と、時の経つ速さに驚かされます。
キャンパスには、そのような慌ただしい中にあっても、私たちを静かに迎えてくれる荘厳な場所があります。
それは…ダッドレーメモリアルチャペル。
恐らく、「落ち着く」「好きな」場所だと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、中でもお勧めしたい素敵!スポットをご紹介します。

細やかに装飾が施された外灯

星形の窓枠と神戸女子神学校時代の木製プレートがある入口

やわらんかな光を感じるステンドグラス。よく見ると十字模様なのです。
天井の木目や照明も素敵!

開閉するたびに懐かしい響きがする扉。

このように歴史と温かさを感じるチャペルで、クラスの学生さん達と共に讃美歌を歌い、礼拝をまもることが、私にとってはとても尊い時間です。
春からの、それぞれの新たな歩みが祝福に満ちたものとなりますように。
(山内 信子)

●「新しく入った本」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2024.1.12)

新年が明けましたね。各科目で最終授業が行われ、学生はこれから定期試験やレポートに取り掛かっていきます。
今月のTeachers’ Voice担当は碓氷先生です。
本学を象徴する施設の一つである「おもちゃとえほんのへや」ついて紹介してくださいます。

「新しく入った本」
聖和キャンパスの中でお気に入りの場所を挙げるとしたら、多くの方が「おもちゃとえほんのへや」と答えることでしょう。
「えほんのへや」には、絵本約12000冊、紙芝居約1800冊、童話、ストーリーテリングなどのお話の本や参考文献が約12000冊、保育現場でよく使われるパネルシアターやエプロンシアターなどが約240点所蔵され、「おもちゃのへや」には、ヨーロッパの玩具、木製玩具など世界の玩具が約2000点所蔵されています。
この部屋は、学生が授業や空き時間に来て過ごしたり、実習前に絵本や紙芝居を借りるなどして利用しています。
オープンキャンパスに来ていただいた高校生の方々も、資料の豊かさや部屋の雰囲気などが良かったとよく言ってくださいます 。
「おもちゃとえほんのへや」では私もよく授業で使用する絵本を借りていますが、行けば必ずチェックする場所があります。
それは、入り口の正面の「企画展示コーナー」の向こう側に設置されている「新しく入った本」のコーナーです。



このコーナーには、絵雑誌・こどものともシリーズの最新号、参考資料「こどもとしょかん」等の最新号、「おもちゃとえほんのへや」に新しく所蔵登録された資料(絵本・図書・紙芝居)など、新しく出版された本のほか、過去に出版された本も紹介されています。
これらは、「おもちゃとえほんのへや」におられる司書の方が、本学の教育・研究・学習活動にとって意義の高い資料、将来にわたり活用される資料、長期的に見て特定分野に偏らないバランスの良い資料などを選書して置いてくださっています。
「おもちゃとえほんのへや」に行くたびに、どんな絵本が紹介されているかを見て、司書の方にも話をお聞きして、授業で学生に紹介をしています。
過去に出版された絵本もまだまだ知らないお話があって、ワクワクするコーナーです。
学生の皆さんには、ぜひこのコーナーを参考にしつつ、様々な絵本に触れて、絵本を選ぶ目を養い、子どもたちにお話の世界の楽しさやおもしろさを伝えていってほしいと思っています。
(碓氷 ゆかり)

●「お気に入りスポット」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.12.8)

今年ももうすぐ終わりになります。聖和キャンパスではアドベントの期間に入りました。
今月のTeachers’ Voice担当は手良村先生です。
12月の聖和キャンパスの景色について紹介してくださいます。

「お気に入りスポット」 聖和キャンパスは年間通して美しい所がたくさんありますが、何と言っても12 月の聖和キャンパスの美しさは格別です!
今回はその12月を担当させて頂けるということで クリスマスの 聖和キャンパスをご紹介させていた だきます。
アドベントに入ると 2号館横の大きな ヒマラヤスギが奇麗にライトアップされます 。
まるで空から星が舞い降りてきたようにキラキラと輝きます 。



厳かなダッド レー メモリアルチャペルではクラスごとのクリスマス礼拝が行われます 。
私は学生の方の心のこもった奏楽や皆さんと一緒に歌う讃美歌が大好きです。


一号館前やメアリーランバスチャペルの入り口にも毎年手作りの大きなリースが飾られます。

今年もこの美しい聖和キャンパスで皆さんと一緒にクリスマスを迎えることがとても楽しみです。
※写真は2021年度2022年度のものです。
(手良村 昭子)

●「聖和キャンパス森界彷徨」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.11.24)

もうすぐ12月ですね。冬の足音が聞こえてきていますね。
今月のTeachers’ Voice担当は竹内先生です。
竹内先生のルーティンを通して聖和の森の楽しみ方を紹介してくださいます。

「聖和キャンパス森界彷徨」
マナホール(食堂)での昼食後や、生協店舗forêt(フォレ)で弁当などを購入して研究室に戻る際、余程天候が思わしくない場合を除いて、聖和の森を抜け、図書館前でUターンして研究室に戻ることにしています。
植物や昆虫、鳥、そして木々の間から垣間見られる雲の流れなど、季節の移り変わりに伴って森が変化している様子を楽しむためです。
梅雨の時期や秋には、キノコがいたるところに発生します。一晩で子ども靴位の大きさになっていたりして驚きます。
今年は一号館東側のサツキの茂みにサンゴタケを発見しました。

昆虫についていえば、秋に入り、いつも昼休みにキッチンカーが来て賑やかになる五号館東側近くの蜜柑の樹にアゲハ蝶が産卵する瞬間をとらえることができました。

聖和の森に生育する植物については聖和キャンパスに在籍されている先生方によって新旧の文献にまとめられており、聖和の森が、〈憩いの場所〉であると同時に、〈学びの教材〉でもあること、さらにここで遊ぶ子どもたちにとっては、特別に配慮し構成された〈遊び環境〉でもあることが分かります。
先日これら文献に詳細に描かれた地図を見ていて、聖和の森に「井戸」が存在することを発見しました。

今年は「くびまき」が欲しくなるような季節が少し早めにやってきたように感じますが、まだまだいろいろな発見があるのではないかと、昼休みの彷徨を楽しみにしています。

【参考文献】
・井頭均 (2013) 聖和キャンパスの樹木配置図の作成 関西学院大学 教育学論究 5号 pp.9-21.
・井頭均 (2018) 2号館周辺の植物配置図 関西学院大学 教育学論究 10号 pp.1-6.
・岡村はた・井頭均・赤木敏之・出原大・松尾知子・藤本篤志 (1998) 聖和のみどり:聖和大学の植物 聖和大学自然研究室
(竹内 伸宜)

●「エピペン®」食物アレルギー(2023.11.13)
「学校安全」の授業で、食物アレルギー対応の話をしました。
アレルギーの緊急時対応として、救急通報のほかに医師から処方されている「エピペン®」を使用することがあります。「エピペン®注射液」は、医師の治療を受けるまでの間、アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤です。今回は、練習用エピペントレーナーを使い、「エピペン®」の使い方を学びました。


<学生が学んだこと>(一部抜粋)・「エピペン®も今回学んでいなければ実際に打つことが出来ないと感じました。もし打つ時が来れば今回学んだことを活かして命を守るため対応したい」・「エピペン®の演習について今回実際にエピペン®を触ってみて、本当にエピペン®を打つことになったら一発で力強く行わなければならない。エピペン®一本で子どもの命が掛かっていると思うと最悪な状況に絶対にならないように、食べる前から確認も怠らないことを忘れずに勤めていこうと思いました」・「食物アレルギーには十分に気をつける必要があると思いました。すぐにエピペン®を打てていたら、助かっていたかもしれないと思いました。今は針が入ってなくて、その現場になってないから分からないけれど、実際に私が打たなければならないとなった時はとても緊張をしてしまうと思いました」・「練習用エピペン®で実際に使い方を学んでみて、練習なので落ち着いてできたが、実際にアレルギー症状を起こしている子どもを前にして、落ち着いてできるのかが不安だと感じた。焦ってしまうと救える命も救えなくなってしまうので、子どもの命を預かっている保育者として自覚と責任を持ち、落ち着いて対処する事が大切だと学んだ」・「授業を通して、エピペン®の実践的な使い方を学ぶことができた。エピペン®は今まで他の授業で学ぶことがあったが、実際に触り利用したのは今回が初めてだったので、練習をして学ぶことが出来て良かったと思う」・「食物アレルギー発症時の対応やエピペン®の使い方などを何度も練習するべきだと感じた。またアレルギーについて緊張感を持つ必要があることがわかり、学びへとつながった」



●「”自然農法”と収穫感謝」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.11.7)

Teachers’ Voiceにまたまた立花先生が登場してくださいました!
立花先生が参加されている活動を紹介してくださいます!

「”自然農法”と収穫感謝」
立花ゼミでは、神戸市西区や北区にて、農薬や化学肥料を使用しない“自然農法”で野菜や米を育て、希望するゼミ生と一緒に田圃や畑に出かけ、農作業を行っています。
10月29日に神戸市北区大沢町の畑にて、丹波黒大豆の収穫に行きました。
1ⅿ以上に育った黒豆を刈り取り、一つひとつの鞘を取り外し、各自が沢山の黒豆を袋に入れて持ち帰りました。
自然農法の体験が、収穫感謝の思いと平和について、より深く考えるきっかけになれば幸いです。

学生が収穫した丹波黒大豆
(立花 直樹)



●「私の”アナザープレイス”へようこそ」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.10.22)

ようやく秋らしくなってきましたね。
今月のTeachers’ Voice担当は立花先生です。
立花先生が聖和キャンパスで静かに落ち着いて過ごせるおすすめの場所を紹介してくださいます。

「私の”アナザープレイス”へようこそ」
幼少期に、阪急電車の“車掌さん”になりたかった私にとって、一日の移ろう情景や四季折々の風景を静かに感じながら、物思いに耽ったり、小説の世界に向かう扉を開いたり、静かにレポートや原稿執筆に取り組んだりできる関西学院の各キャンパスの図書館はお勧めの場所です。
数多くの図書館のなかでも、いつも静かで落ち着いて移りゆく時を過ごせる“西宮聖和キャンパス図書館”は一押しの場所です。
西宮聖和キャンパス図書館には、1階~4階のフロアに教育・保育分野の専門書を中心に、約20万冊の蔵書がありますし、最新のDVDやBlu-rayを視聴することもできます。
基本的に日曜日以外は開館しており、平日は8時40分から21時まで過ごすことができます。
もし、皆さんが、何かに集中したいとき、どんな場所を選びますか?
“ただ海を眺めたい”“緑に囲まれた場所でボーっとしたい”“座って青空を見上げたい”“秋の夕暮れに黄昏れたい”“キラキラ輝く夜景の中で執筆したい”“ひとり静かに物語の扉を開きたい”など、様々な白昼夢(非現実的な妄想)が走馬灯のように過ぎりますが、全てを叶えてくれる場所があるのです。
それが、私のアナザープレイス(もう一つの原点回帰の場所)ともいえる“西宮聖和キャンパス図書館”なのです。
もし、西宮聖和キャンパス図書館で私を見つけたら、声を掛けずにそっと見守って頂けると幸いです。

門戸厄神駅から上る坂の突き当りにある“緑に囲まれた図書館”
青空と緑に溶け込む“聖和キャンパス図書館”
静かでゆったりした“図書館の各フロア”
最新のDVDやBlu-rayディスクを視聴することもできます
図書館4階の自習コーナーの窓から望む“100万ドルの夜景”

(立花 直樹)

●実習体験談「幼稚園・保育所で学んだこと」

10/5の礼拝では「幼稚園・保育所実習で学んだこと」と題して、2年生から1年生へ実習体験談を語っていただきました。ピアノが苦手、人見知り、その子その子に合った接し方など、悩んだことや失敗したこと、園の先生方にアドバイスをいただいたり、同じ夢を持つ友達と支え合ったり、自分を受け入れてくれる子どもたちの笑顔に元気をもらったなど、自分が体験したことのエピソードを交えてお話しいただきました。
そしてこれから実習が始まる1年生に向けて「全力で実習を楽しんでほしい!」と励ましと応援の言葉をもらいました!
1年生のみなさんもメモを取りながら熱心にお話を聞いていました。


 



●「つながりあい、共に生きる」聖和短期大学キリスト教教育・保育研究センター(RCCEC)第13回公開講座(2023.9.9)聖和短期大学キリスト教教育・保育研究センター(RCCEC)第13回公開講座「つながりあい、共に生きる」が、9月9日(土)、関西学院 西宮聖和キャンパス メアリー・ランバスチャペルで開かれました。
「聖和 Holy Union」の名を冠した本学の学生寮「聖和寮」で学生時代を過ごした4人の方々を招き、本学教員の司会のもと、卒業後、社会と関わる中で、それぞれの「共に生きる」道を切り開いて来られた話題を提供いただきました。

当時寮生や学生だった方々も多数ご参加くださり、本学を学びと生活の場として過ごす中で培われたつながりあいの大切さ、それを糧として社会で活躍されている現状について、ユニークな体験を踏まえて振り返って語っていただく、有意義な時間となりました。

※写真は当日の様子と、講座後の懇談会での記念撮影です。左からパネリストとしてお話しいただいた、中田薫さん(関西学院聖和キャンパスキャリアセンター)、前田ゆたかさん(宇山福音協会)、宮川有紀子さん(福井県敦賀市公立保育所保育士)、菅原陽子さん(草苑保育専門学校非常勤講師)、およびコーディネーターの小見のぞみ(RCCECセンター長、本学教員)です。

●「お気に入りスポット」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.9.12)

まだまだ残暑が厳しいですが、朝夕は涼しさを感じるようになってきましたね。
今月のTeachers’ Voice担当は白倉先生です。
白倉先生お気に入りのスポットを紹介してくださいます。

「お気に入りスポット」
皆が愛する聖和キャンパス、「『おすすめしたいキャンパスの風景』はすべてです!」と言いたいくらいに私もこよなく愛しています。
初めてキャンパスへの坂を上ったのは高校生の時、昔はオープンキャンパスなどありませんでしたから自分で勝手に見学に来ました。
「なんだこの坂は⁈」と思いながら、どうやって上ったのか、近道もわかりませんので、おそらく現在の正門に通ずる道で上ったと思います。
やっとたどり着いて門をくぐった時の感動、温かくて落ち着く、どこか懐かしいような感覚を覚えています。
1歩、2歩とゆっくりと歩みながら、絶対にここで学びたいと思いました。
当時は1号館も5号館も木造でしたし、現在の正門からの道や駐車場の辺りは幼稚園でした。
時の流れとともに少しずつ姿を変えつつも、温かく優しい雰囲気は今も変わりません。
何がこんなに私の心を惹きつけるのかと改めて考えてみましたが、感覚的なものでわかりません。
大きすぎないキャンパスが落ち着くのでしょうか。
「聖和の森」といわれる自然ももちろん美しい。
自然の中にある白い壁とオレンジ屋根の建物、その調和がたまらなく好きなのです。
廊下や階段の踊り場にある小窓から見る景色が好きです。
私のおすすめスポットを紹介します。

①-1
①-2


① は、7号館と3号館を繋ぐ廊下途中で見える景色です。(①―1は2階、①―2は3階)教育実習の全体授業から分級に移る時によくこの廊下を利用します。
緑の中にダッドレーチャペルを横から見ることになります。

②-1
②-2
 

② は、5号館横の出入り口から入ってすぐに階段を上り、その踊り場にある小窓から見える景色です。(②―1は2階、②―2は3階)6号館のピアノレッスン室に行く時にいつも通りながら窓を覗いて癒されています。これも4号館を横から見ることになります。
なぜこの景色が好きなのか、やはり感覚的なものとしか言えませんが、どちらにも共通しているのはダッドレーチャペル(4号館)を横から見ているということに気付きました。 皆さんもこの美しい聖和キャンパスで、それぞれのお気に入りスポットを見つけてください。
(白倉朋子)

●「ゼミでの一コマ」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.8.16)

今年の夏はものすごく暑いですね!皆さん、体調を崩したりしていませんか?
今月のTeachers’ Voice担当は坂口先生です。
ご担当されているゼミの風景を紹介してくださいます。

「ゼミでの一コマ」
本学の学生は、2年生になるとゼミに所属します。
ゼミは、各担当教員の専門分野ごとに分かれています。
そして、各担当教員の指導の下、自身の興味のあるテーマについて学びを深めていきます。
私のゼミは、体育・スポーツが専門分野となっており、幼児期の運動発達や運動指導を中心に学びを深めています。
それに加えて、スポーツコーチングの視点から、毎回授業の初めにコーチングに関連するアクティビティをアイスブレイクの一環として行っています。
内容については、皆さんも子どものころにやったような「遊び」が中心です。
今年度は、「人間知恵の輪」や「ジェスチャーゲーム」、ちょっとひねったものだと「社長、大変です」をやりました。
学生には、「遊び」を通して子どもが経験できること、学べることやどうしたら相手に伝わるのかといったことを実践から学んでもらえればと思っています。
その他にも、誰もが楽しめるスポーツや伝承遊びが子どもの運動発達にどう影響しているのかを体験を通して学んでもらっています。
このように、私のゼミでは学生が自身の経験を通して、それを保育にどう活かせるかを考える場にしています。

ゼミで使用している教室
 
昨年度の卒業研究レポートを並べてみました
今年度実施したアイスブレイク(ジェスチャーゲーム)の様子
(坂口 将太)

●「様々な園の特徴や雰囲気などに触れることができる保育フェア」西宮市神戸市連携 保育フェア(2023.8.10)西宮市こども支援局保育幼稚園支援課、神戸市こども家庭局幼保振興課、西宮市私立保育協会、神戸市私立保育園連盟の協力により、学内で保育フェアーを開催しました。今回は、働く保育者への支援策を中心に西宮市、神戸市からお話を聞きました。そのあと、西宮市、神戸市にある園と個別にお話を聞く場を設定しました。約60法人、園数にすると約140園の先生方にご協力いただき、「保育の理念」「保育の特徴」「保育内容」「子育て支援」「就職」「働き方」「休暇」等について聞きました。

学んだこと(2年生)
・この保育フェアを通して保育フェアに参加することの大切さを知りました。様々な園の特徴や雰囲気などに触れることができる保育フェアが大切だと学びました。
・それぞれ保育観はかなり異なっているため、自分に合う園かどうか保育方針や普段の保育方法について知ることが大切だと学んだ。
・就職フェアで様々な園を知り、保育内容や人間関係だけでも同じような所はひとつも無いとわかりました。
・自分が勤めている園についてよく理解できていないと説明は難しいと感じた。大まかな話ばかりでなく、実際の保育の様子を話してくださるとイメージしやすく、親近感が持てた。
・自分の中の保育観と照らし合わせながら聞くことで、保育観についてブラッシュアップすることができたこと。
・園の雰囲気を聞いてみて、タブレットで園の様子や保育者の様子を見せて頂いて、保育者自身が楽しんで保育することが大切だと思った。
・一度に色々な園の話を聞くことで、自分に「あう」ところ「あわない」ところがわかりました。

屋内, 天井, テーブル, 部屋 が含まれている画像

自動的に生成された説明

屋内, 天井, テーブル, 部屋 が含まれている画像

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部屋に集まっている人々

自動的に生成された説明

会議室に集まる人々

自動的に生成された説明

保育フェアで学んだこと 西宮市神戸市保育者就労支援策 関心度
●神戸市×聖和短期大学 連携授業 保育フェア(2023.7.26)
本学では、神戸市私立保育園連盟と包括協定を結んでいます。昨年は、地域の子育て支援の状況を学ぶために、神戸市の将来人口推計、神戸市内の就学前児童数、出生数出生率の推移、保育施設の利用状況(保育ニーズ)などの現状についてお話を伺いました。今年は、神戸市こども家庭局幼保振興課 岡村係長より神戸市の保育人材確保施策である「神戸なら、6つのいいね」についてお話しいただきます。また、神戸市内ある30法人/園が参加する予定です。お楽しみに。

 

神戸なら、6つのいいね

 

●西宮市×聖和短期大学 連携授業 保育フェア(2023.7.26)
本学では、西宮市と包括協定を締結しています。その一環でこれまでも連携授業を実施してまいりました。今年度1回目の取り組みとして、西宮市との連携授業として「保育フェア」を開催することとなりました。西宮市のこども支援局の方と西宮市内ある29法人/園が参加する予定となっております。当日は、西宮市の現状などの行政説明の後、各法人/園の方針、子育て支援、就職に関する情報提供をする予定となっております。

 

令和5年度保育士するならNishinomiya

 

  

●「育み、育まれるキャンパス」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.7.18)

7月中旬から、夏が本格的になってきましたね!皆さん、熱中症に気を付けて下さいね!
今月のTeachers’ Voice担当は小山先生です。
キャンパス内の建物に共通する”あるもの”を紹介していただきます!

「育み、育まれるキャンパス」
天と地と海の息吹のさわやかにあつまる丘に聖和キャンパスはあります。
聖和キャンパスには、色々な建物がありますが、実はそれらに共通する“あるもの”があるのです。
それは「屋根」です。

山川記念館・図書館
2号館(ラーニングコモンズ)
4号館から1号館を望む
ダッドレーチャペル(4号館)

聖和キャンパスにある建物とその屋根は、スパニッシュ・ミッション・スタイルと呼ばれるクリーム色の外壁とスペイン風の赤瓦を特色とした建築様式で、キャンパスに一体感を生み出しています。
聖和キャンパスの美しい建物の「屋根」に着目してみるのもおもしろいかもしれません。
私は、温かく、そして柔らかに包み込んでくれるこのキャンパスと、そこにある建物、そしてその屋根が大好きです。
一見、当たり前にそこにあるかのように見える赤瓦の屋根ですが、この風景は時代を超えて、聖和でその時を過ごした多くの人々が見つめてきた原風景であり、またその人々を優しい眼差しで見守り包み込んできた存在でもあるのです。
キャンパスは、その学校そのものの姿を映し出していると言えるでしょう。
そこで学びの時を過ごす人たちは、キャンパスの環境によって育まれていきます。
しかし同時に、キャンパスとは決して単なる建物に限られたものではありません。
そこに集う人々、一人一人の存在こそが実はキャンパスそのものを創り育んでいると言えるのではないでしょうか。
「となりびとに手をさしのべ、幼き者の友となる」。育み、育まれる豊かな環境が聖和キャンパスにはあります。
(小山 顕)

●本学の奨学金 目標を目指して走るために(2023.6.30)
幼児教育・保育を学ぶ学生の皆さんに、様々な経済的な支援を行っています。この支援は、関西学院の “Mastery for Service” のスクールモットーや、本学の教育理念「幼い者や社会的に弱くされた者たち-に仕える働き人を養成する」に基づくものです。経済的な理由でアルバイト中心の生活を送ると勉学をする時間がなくなり、教育環境が十分でないために当初の夢をあきらめてしまうこともあります。本学の奨学金の特徴は、入学時だけの支援でなく、在学中にさまざま支援を提供していることです。在学中の急変にも対応することが可能です。
これらの奨学金を活用し、子どもの気持ちを理解し、子どもの可能性を信じて共に歩む保育者に育って欲しいと願っています。

 

●こどもと学ぶ ぽぷら保育園(2023.6.8)
本学のある関西学院西宮聖和キャンパスには、関西学院幼稚園と聖和乳幼児保育センター(保育所)、ぽぷら保育園と3つの幼児教育を行う施設があります。
ぽぷら保育園は、学校法人関西学院が運営する企業主導型保育事業の保育施設で、関西学院に関わる全ての人々が、子育てを理由にキャリアを中断することなく、能力を最大限に発揮できるよう、就業や就学と子育ての両立を支援し、仕事や学業に専念できる環境を提供することで、教育研究の質を高め、社会貢献を果たすことを目的に 2018 年 4 月から保育を実施しております。地域の子どもも定員の半分まで入園することが可能な保育施設で、保育・給食などの運営については、聖和乳幼児保育センターを運営する社会福祉法人聖和福祉会に委託しています。
さて、今回は2年生の授業に参加し、「きんぎょがにげた」を一緒に読み、折り紙で作った金魚探しをしました。

 

 

●「保育技術を学ぶ教室~小児保健実習室から~」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.6.21)

6月も後半に入って暑さが増してきました.梅雨明けも近そうですね!
今月のTeachers’ Voice担当は森先生です.
森先生にご紹介いただくのは,ご自身の担当科目でも使用される「小児保健実習室」です

「保育技術を学ぶ教室~小児保健実習室から~」
聖和キャンパスには保育・幼児教育を学ぶための様々な教室があります。
今回は、7号館3Fにある「小児保健実習室」をご紹介します。

この教室には、乳幼児のモデル人形、ベビー服、おむつ、哺乳瓶、身長計、体重計、メジャーなど、「子どもの健康と安全」や「乳児保育」を学ぶための教材がたくさん置いてあります。


隣の準備室には、心肺蘇生人形も授業での出番を待っています。教室前方にある作業台は、蓋をあけると沐浴漕になり、赤ちゃん(新生児)人形をお風呂に入れる際には、快適な湯温を調節できるようになっています。一般的に、教室内の学習は座学中心になりますが、「小児保健実習室」では体験型の設備が充実し、乳幼児の気持ちを想像しながら保育を学ぶことができます。
本学では、様々な授業をとおして保育・幼児教育への理解を深めていますが、このような教室環境もまた、保育者を目指す学生の意欲を高めているといえるのではないでしょうか。
子どもの健康と安全」の授業では、ペアやグループで様々な実践を行います。
6月にはモデル人形を使った心肺蘇生法、乳児の誤飲事故を想定した背部叩打法・胸部突き上げ法の実践をしました。
授業は学生の「やる気」に支えられて展開していきます。
貴重な設備、教材を有効に活用しながら、学生の皆さんと共に授業を創り上げていきたいと思います。
(森 知子)

●こどもどまんなか オープンキャンパス(2023.6.17)

日時:2023年6月17日(土)10時〜12時
場所:関西学院西宮聖和キャンパス 7号館
関学だからできる 聖和だからできる 子どもをまんなかにしたオープンキャンパス
子どもとの関わりを通して、「保育の楽しさを感じてもらいたい」「保育を目指すきっかけとなるように」そのような願いから誕生した体験型オープンキャンパスです。
体験することできっと、志望動機に自分の気持ちが表現され、より自分らしく明確な文章を書くことができますよ。

<当日のプログラム(予定)>
1.「おもしろそう」「やってみよう」「たのしい」・・・音楽はこころを豊かに育みます。楽器あそびなど、奥の深い音楽の魅力を、子どもと一緒に体験しましょう。
2.「チョークアート」自分の思うままにチョークで表現します。やってみないとわからない結構楽しいプログラムです。
3.「子どもとゲーム」


前回は、ビワの収穫体験、赤ちゃんをお風呂に入れる体験をしました。
子どもプログラム終了後、希望者には下記のプログラム等も実施します。
・入試対策などの相談コーナー
・学校紹介
・キャンパスツアー

※当日の天候などにより、内容は変更する場合があります。
 

●花の日礼拝に寄せて(2023.6.12)
聖和キャンパスに隣接されている関西学院幼稚園の子どもたちが、日ごろの感謝にと事務室に花束を届けてくれました。
子どもたちの元気な「ありがとう!」とたくさんの綺麗なお花をいただき、事務室内がとても花やかになりました。

 

●花の日礼拝(2023.6.5)
聖和キャンパスに併設されている「聖和乳幼児保育センター」の子どもたちが、花の日をお祝いして短大に訪問に来てくれました。
お歌のプレゼントをいただいたり、大きなスクリーンで絵本を一緒に読み、楽しいひとときとなりました。 

   

●キャンパスが美しい関西学院大学西宮上ケ原キャンパス(2023.05.29)
キャンパスが美しく、おしゃれとも言われている関西学院大学西宮上ケ原キャンパス。 短大生は、5月29日にこの美しいキャンパスで過ごしました。1年生にとっては、上ケ原キャンパスデビューです。1限目の授業は上ケ原B号館で行い、その後、皆で中央講堂に集まりました。天気は雨でしたが、中央芝生で写真撮影をする際、一瞬だけ雨があがりました。
今回は保証人の方にもご参加いただき、中央講堂の他、旧院長室、時計台(博物館)の見学をしました。

 

   

  

●こどもどまんなか オープンキャンパス(2023.5.27)

日時:2023年5月27日(土)10時〜12時
場所:関西学院西宮聖和キャンパス 7号館

関学だからできる 聖和だからできる 子どもをまんなかにしたオープンキャンパス
子どもとの関わりを通して、「保育の楽しさを感じてもらいたい」「保育を目指すきっかけとなるように」そのような願いから誕生した体験型オープンキャンパスです。
【当日のプログラム】
1.生まれてすぐの赤ちゃんは、大人が入るお風呂には入れません。子どもといっしょに、赤ちゃんの体をきれいに洗ってみましょう(沐浴)。
2.自分で作った紙飛行機は、どのように飛ぶでしょうか。ここでは、子どもといっしょに紙飛行機をつくり、飛ばす楽しさを体験しましょう。

多くの保育者が回答した「保育者の仕事の魅力とやりがいを感じるとき」
「子どもの笑顔をみたとき」「はじめて歩くなど、子どもの成長の瞬間に出会ったとき」「子どもにとって心から安心できる存在になったとき」「自分の仕事で子どもが喜んだとき」「子どもから元気をもらったとき」「行事などの達成感を感じたとき」 だから保育って楽しいんです。

子どもとのプログラムのあと、入試相談も受付ます。

●「春 爛漫!小さな草花たち」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.5.13)

5月となりました!
今月のTeachers’ Voice担当は持田先生です.
新緑の時期にちなんだ植物について紹介していただきます!

「春 爛漫!小さな草花たち」
今、NHK朝の連続テレビ小説で、植物学者の牧野富太郎をモデルにしたドラマ「らんまん」が放送されています。
番組中にいろいろなお花が登場し、お話もおもしろいので楽しみに見ています。
ちょうどこの聖和キャンパスも、5月になって新緑が輝き、草花たちも生き生きとした姿を見せ、まさに春爛漫の心地よい季節になりました。
おすすめしたいキャンパスの風景として、今回は「 小さな草花たち 」をおすすめしたいと思います。
聖和キャンパスにはたくさんの植物がいますが、足元に目をやると、いろいろな小さな草花たちが力強く生きていて、元気をもらえたり、心を和ませてくれたりします。
今の時期も、小さな草花たちがきれいな花を咲かせています。私が名前を知っていて好きな草花たちを写真に撮ってみました。

おなじみの「シロツメクサ」
「タンポポ」綿毛

凛とした紫色の「ニワゼキショウ」

可愛らしい白い「ハルジオン」

ピーピーと笛を作って遊べる「カラスノエンドウ」

子どもたちと草相撲をして遊んだ「オオバコ」

キャンパスの植栽の中で、雑草と言われる草花たちは、ちょっとした隙間でもしっかり生きていて、その生命力に感心してしまいます。
他にも名前は知らなくても、小さな草花たちが、私たちと一緒にキャンパスの中で過ごしていることを思います。
植物学者の牧野富太郎は、「世の中に雑草という草はない。どんな草にだってちゃんと名前がついている」と言ったそうですが、どんなに小さな生命にも存在価値があるということを教えてくれる言葉です。
キャンパスを歩く時、足元にいる小さいけれど、その場にいて生きる一つひとつの草花に、是非目を向けてみてください。
(持田 葉子)

●「4月のDogwood」(教員による投稿「Teachers’ Voice」2023.4.11)

新年度となりました!
新入生の皆さん,ご入学おめでとうございます!
愛ある保育者を目指して,実りある学生生活を送ってくださいね!
2年生の皆さんはもうすぐ実習ですね!
子どもとの関わりの中で,たくさんのことを学んできてください!
さて,昨年度より始まりました教員による投稿「Teaches' Voice」ですが,今年度は新たなテーマで配信して参ります!
テーマは…
おすすめしたいキャンパスの風景
です!
各教員がおすすめするキャンパスの風景をエピソードとともに紹介していきます!
キャンパスに来たことのある方もそうでない方も本学のキャンパスの良さを知っていただければと思います!
トップバッターは小見先生です!Dogwoodってなんでしょうね?

「4月のDogwood(ドッグウッド)」
わたしがあの「聖和坂」を初めて登ったのはもう40年以上前のこと。
聖和での学生時代はキャンパス内にあった寮生活から始まり、「キリ教館(やかた)」と呼ばれていた4号館(ダッドレーチャペルのある建物)での日々でした。
社会人となってしばらく岡田山を離れ、教員としてまたここに来るようになってからも30年になりますから、聖和キャンパスとのおつきあいはかなり長ーくなりました。
それで、おすすめしたい風景と言われると迷います。ずいぶん考えましたが、やはり「木」でしょうか。
2009年、旧聖和大学が関西学院と合併し、あらゆることが変わった時も、キャンパスの木だけは変わらず、そこに居つづけてくれました。
いろんな木がいろんな木のままで、そこに集う学生たち、子どもたち、教職員を見守り、木々と草花、虫たちもみんな変わらずにここにいるから大丈夫だよと言ってくれたように思います。
聖和キャンパスは、春夏秋冬いろんな顔をみせる木々がわたしたちを迎えてくれる場所なのです。
春には、もちろん華やかに咲く桜に目が向きますが、わたしのおススメは4月中旬から花開くDogwoodです。
日本語では「ハナミズキ」というステキな名前ですが、英語では「犬の木」と呼ばれ、十字型の花も、曲がった幹や細い枝もイエスさまの十字架の苦しみを表すとされるエピソードをもっています。
開花から散り際まで注目される桜もいいけれど、キャンパスのあちこちでそっと花をつけるDogwoodをぜひ探してみてください。
いろんな木があって聖和キャンパス。元気な人も、静かな人も、新学期の変化の中ですこし疲れちゃった人も、そのままで大丈夫。
いろんなあり方、いろんなあなたを受け入れてくれるのがHoly Union(聖和:聖なる和合)という名前をもつわたしたちのキャンパスです。

(小見 のぞみ)

●入学式(2023.4.1)

春の日差しがきらめく中、聖和短期大学の入学式が行われました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
これから一緒に学び、楽しい思い出をたくさん作っていきましょう。

   

 

 

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