「わたし(イエス)の名のためにこのような子どもの一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである」
(マルコによる福音書9章37節、日本聖書協会口語訳)
幼児教育を学ぶことは、人間を学ぶことであり、自分自身を学ぶことです。 2024年に聖和短期大学から改名した関西学院短期大学は、日本の幼児教育の先駆的な働きをし、140年以上日本の幼児教育を牽引してきました。関西学院短期大学は、その歴史と伝統を礎として、幼児教育の知識やノウハウを学ぶだけではなく、キリスト教に基づいた人間理解・自己理解を学ぶことを重視しています。それは、いったい自分は何者なのかということを学ぶことによって、子どもたち一人ひとりをより深く理解し、個別化した保育や教育の実践をもたらし、子どもたちの成長と発達をより良く支援することができるからです。その自己理解も子ども理解も、他者との比較や数値で表される能力によって得るものではなく、神の愛という絶対的な肯定を土台としています。
関西学院短期大学で、真理を探求し、自分を愛し人を愛する心を養い、奉仕と実践のスキルを身につけ、関西学院のスクールモットーである“Mastery for Service”を体現する世界市民として成長してくだることを願っています。