学科の特徴

教師と学生が密に対話できる少人数教育

 2年間の実習を通じて、子どものことを理解し、保育者としての技術と実践力を身につけるために、教員や「実習支援室」のスタッフがしっかりサポートしています。 1年次後期に観察・参観型の参観実習を行ない、2年次に入ると現場で「先生」として子どもたちと接する本格的な指導実習がスタートします。体験施設数、延べ日数の長さなど、実習量の多さは本学の特長のひとつともなっています。 もちろん、学生は単に「量」を経験するためだけではありません。学生一人ひとりが目標を掲げた実習を達成するために、実習毎に少人数クラスで実習前準備、実習後反省などを徹底して指導しています。
 担当教員の指導のもと、学生は実習で体験したことの記録をしっかり書き残す作業を通して整理し、教員に提出。教員はその記録をもとに学生と面談しながら、良かった点はさらに伸ばし、問題や課題などがあればその克服のためにどうすればよいかを一緒に考えます。時間をかけて書き残した記録は自分だけの何にも代えがたい財産になります。こうして一つひとつのことを積み重ねていきながら、保育者へと一歩一歩近づいていることを実感します。 

高い就職率と充実した進学指導

 卒業生のほとんどが資格を活かした専門職への就職を果たし、幼稚園・保育所や認定こども園、保育所以外の児童福祉施設などで活躍しています。一生懸命学んだ学生たちは現場でもたくましい力を発揮しています。学生たちの卒業後の学びと成長の場として「短大研修会」、「保育士等キャリアアップ研修」、「保育実践力育成プログラム(BP)」等を開催しています。毎回、多くの卒業生が全国から参加し、学びと交流を深めています。
 また卒業後も再び科目等履修生として短大での授業に参加し、学びをさらに深めたり、新たな資格取得を目指すことも可能です。入学後の2年間はあっという間に過ぎます。でもその先もみなさんが本学とつながっていることに変わりありません。短大だけでなく現場に入ってからも保育のプロとして見識を広げ、知識を深め、スキルを高めていけるサポートが本学にはあります。

区切り
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