2021.07.16
学校法人関西学院は、学生・教職員ら各キャンパスで働く関係者約3万人を対象にした新型コロナウイルスワクチンの
接種について、キャンパス内で2021年7月中旬からの開始を目指し、準備を進めてまいりました。しかしながら、新聞等
の報道にある通り、厚生労働省(政府)による職域接種(大学拠点接種)の確認作業が遅れており、接種開始が大幅に遅れ
る見通しになりました。接種できるワクチン(モデルナ製)の供給の見通しが立たないためで、今のところ、接種開始は早
くても8月中旬以降になる見込みです。今後、西宮市とも連携して準備を進めます。
接種にあたっては、先にお知らせしました通り、学術交流に関する包括協定を締結し、学生の交流、授業科目の相互提供
などに取り組んでいる兵庫医科大学の医療関係者の皆さまに加え、上ケ原病院など近隣の医療機関の方々にも協力を仰ぎ、
準備を進めていく予定です。現段階では、夏休み、お盆期間とも重なりますが、1日あたり最大1千人程度に接種をできる
体制の構築を目指しております。
職域さらには地域での接種は、関西学院関係者の健康・安全・安心を守るというだけでなく、ワクチン接種をめぐる自治体
の負担軽減や、地域社会全体の感染拡大防止にもつながります。今後、関係各方面との連絡・調整を密に図り、できるだけ早い
接種開始に向けて準備を進めていきます。
なお、今回のワクチン接種は、学生・教職員、その他の方々を含め、接種を希望しない人に強制するものではありません。
また、接種しない人が何らかの不利益を受けることはありません。
※接種開始時期等詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。